弊社のサービス、SPIXDやQLQLは撮影参加者に対して個別のWEBページを自動作成して、それをQRコード付きのレシートを発行して個別にお渡しする仕組みになっています。
これで、参加者のプライバシーを保ったまま、多くの参加者の写真やコンテンツを混ざること無くお渡し出来ます。この仕組みを実現するため、撮影ごとに個別IDをサーバーで作成してそのIDにコンテンツを紐付けして、QRコードのかたちで発行しています。それは全く電子チケットと言える物です。SPIXDの場合は、電子チケットの発行要求はカメラを繋いだPCから行い、チケットに対して写真をアップロードしています。
チケット管理システムは、QLCLEが開発した全くもってオリジナルのシステムです。QLQLのサービス開始からこのシステムを使用していてバージョンアップを重ねてきました。総発行数は100万枚近くになると思います。周辺システムの開発が進むのに合わせて、SPIXD、スマチェキなどのサービスも開発してきた訳です。
そして、QTSと名付けた新しいシステムは、独自で開発した読み取りと出力を持った端末を使用します。
QTSは、QRコードリーダーとサーマルプリンターの出力、そしてボタン1個、LEDが1個のシンプルな物です。見た目はQRコードリーダーですが、Wi-Fiを使って、インターネットのシステムと繋がります。入力するQRコードの種類、情報によって、サーマールプリンターから様々な情報をプリントアウト出来ます。
スマチェキで、読み取りするQRコードは、チケットを自動発券するためのQRコード、個別の撮影チケットのコード、QRコードをコピーして同じQRコードを出力する。商品バーコードを読んで、撮影チケットに変換して出力するなどです。これらはQRコードで自動判別するので、条件のQRコードをかざすだけです。
Wi-Fiの設定もQRコードをかざすだけです。
言ってみれば、キーボードの代わりにQRコードを使って入力して、ディスプレイの代わりにサーマールプリンターを使ったPCのような物です。ただ、OSを使っていないため、起動は2秒ほど、ストレージされるデータも持っていません。そのため、PCよりかなり安全な物です。たとえ盗難されても、中には何も残っていないので無人化しやすい特徴のひとつです。
また、スマチェキに限らず応用の範囲も広いのです。入場用の電子チケットや、個別のQRコードでクーポンの発行なども可能です。
Comments